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ブロガー

Lavita

昨日東北からいらしていただいたお客様とお話ししていた、名前の良く知れた、その方が住んでいらっしゃる地域のイタリアレストランを、名前だけしか知らなかったので、検索してみてみようと思ったところ、たまたま超辛口の(まあ雑誌とかにも書かれているプロの方なのかな)ブログを発見。

まあまあくそみそ、けちょんけちょんに書かれていたそのお店。さらにあまりに痛烈で逆に面白くて、数ページほかの店の超けちょんけちょんも見てしまいました。

正直きちんと誰が書いたかわかるようになっているブログにおいては何をどう書こうがまあその人の勝手で、食べログとかの匿名の責任も負わない書き逃げみたいなものよりはよっぽどまっとうだとは思っていますが、でも数ページ読んでるうちに最初の逆に面白いと感じたのが嘘のように、あまりにも事細かに文句を並べているのがだんだん不快に感じてきました。

まあですから、ブログはいやなら見なければ良いわけで、見るのをやめました。

レストランて、人間そのものだと思っています。自分と合わない人はそれこそたくさんいます。でも仲よくしている人だって、欠点をそういう目で探して、そこを徹底的につけば、欠点のない人なんていません。

それは親友でも上司でも同僚でも夫婦でも恋人でも。

ふと思ってしまいました、そうやって欠点ばかりを探して食事に行ってもさぞや楽しくないだろうなと。

僕だってほかの店に行けば、いやなところが目に付いてしまうことだってありますが、楽しい時間を過ごしたいので、あまり目くじらを立てて掘り下げたり怒ったりしません。特に最近は。

たまたま生まれてきたこの地球。たまたま今のこの限られた時間。おいしいものを食べるという幸せな時間。

僕はできれば悪口の中に埋没してしまうそんな生き方より、できるだけ毎日の営業時間が、自分もお客様も楽しかったっておわれる1日にしたいと思っています。そういう意味では、このお店を23年間続けてこられて、幸せだなーと思っております。

 

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