lavitaの向かい側にあるマンスリーマンションは入れ替わり、沢山の外国人が住んでいます。
今までにも仲良くなった若者は数知れず、ランチに来てくれたり、明日帰るのでってお土産を持って挨拶に来てくれたり。
僕は19歳の終わりから1年間ワーキングホリデーでメルボルンの和食屋さんで働いたり、24歳から足掛け3年フィレンツェで働いたりしました。
昔のメルボルンは人種差別がまだかなり激しくて、沢山嫌な思いもしましたが、沢山の優しい思いも経験しました。
イタリアでは直接差別に会うことはなく、帰国してからもなるべく年に1度はイタリアに行くようにして、その際にも沢山見ず知らずの他人に優しくして頂きました。
1年間日本にいて、向かいのマンスリーに住んでいた彼とはよく挨拶を交わし、たまにランチに来てくれて、お母さんが来た時も連れてきてくれて、とてもきちんとした青年でしてた。
今日の夜の便でオーストラリアに帰るのでーとまたランチに寄ってくれて。
今日のランチは僕からの餞別の代わりとしました。
海外で受けた沢山の優しい思い。直接もうその人には返せませんが、こうやってレストランの親父でいて、少しでも外国から来ている若者に還元してあげられれば、そして日本滞在の思い出に少しでもなれば良いかなあと思います。