少し前に、車仲間で友達の少し遅れてのお誕生日をお祝いさせて頂きました。
TRUCCOと言うFIAT中心のイタリア車の整備工場を川口でやってる彼は顔が広いので、声をかければ人が集まりすぎてしまいます。
今回のメインイベントは、1959年の彼の生まれとしのキャンティを飲むことなので、ゆっくりと味わえるように、こじんまりとした集まりとさせて頂きまして。
オールドビンテージの場合、開けて見ないと、それに支払った金額が見合ってるかどうかはわかりません。ですが、ワインを買うというより、その過ぎてきた時間にお金を払うという事だと、昔ワイン学校で教わりましたので、まあお酢になってなければラッキーぐらいの気持ちで抜栓しましたが、これがなんと素晴らしい状態でした。
まあ実際蔵出しで無ければ、どこをどう旅をしてきたかわからないので、中身が100%1959年のワインかどうかは、疑う気になれば疑えますが、まあ何十万もするわけではないので、そんなことを言うのは野暮という物。逆の言い方をすれば、粋ではありません。
と言うことで、素敵な時間の旅をする事が出来ました。
58年たってるので、何処かでリコルクは、しているはずです。
綺麗な紫の、まさにサンジョベーゼな味が残っておりました。