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イタリアは日本に比べて、家族で過ごす時間も長いし、家族、親戚の単位を大切にしていますが、日本で家族の集まりと言えば、お正月。
下町生まれの僕は子供の頃から、親戚が祖父母の家に集まって大騒ぎするお正月が大好きでした。

海外にいて日本で過ごしていないお正月は何度もあるのですが、「母」の存在がなくなり迎えるお正月のなんとも味気ない無意味な時間。
毎年、扉一枚で隔てた母の家へ行きおめでとうと言い、うちは孫が居ないので、孫犬にお年玉をくわえさせて、おめでとうと毎年言っていた母。
年に一度同じ食卓につき一緒に食べるお雑煮。
家族のつながり、血縁のつながりを強く感じるお正月。
56年間気がつかなかったけど、それは新年を迎えるにあたり、大切な時間だったんですね。
人生なんて失くして見ないとわからないことばかり。
いつか自分も越えられない新年がくるまでは前を向いて生きていかないと。
そんな複雑な想いの2020年スタートでした。