何度か書いておりますが、僕が好きなのはイタリア人。なんだろうなーなんかとってもほっとする時間を持てます。
イタリア語の音も好きだし、自動車もファッションもとにかくありとあらゆるものが好きです。
料理ももちろん好きですが、人というつながりのもとにトラディッショナルな料理を作り続けております。
住んでいたのはFirenzeですが、すでに20年以上がたち、そのあともイタリアのいろんな土地に行き、いろんな人と会い、その結果いろんな地域の料理があります。イタリアにあるイタリア料理店としてはそれは変なことで、たいがいは地元の料理しか出しません。
まあでもそこはここは東京なのである程度しかたないかなあと思っております。
そんななか、先日仲よくしていたイタリア人とちょっとトラブルがあり、そうなると、僕が住んでいたころ、だめだイタリアは、イタリア人は無理。。と思って、アパートを引き払いイタリアがいやになり帰国したころの事を少し思い出しました。
自分の考えは一番だという思いは強く、人の意見はほとんどきき入れません。平行線上の違いのある意見を、永遠と声を張り上げて、続けなければならず、それは日本人にとっては、メンタリティーをかえてやらなければいけない作業で、なかなか疲れてぐったりする作業です。
まあ日本人同士でも生きていればいろいろありますので、しかたないですね。
そんなに大好きなのになぜイタリアに住まないのかとよく聞かれたりするのですが、年に2-3か月なら楽しい時間ですが、これがずっとだと、なかなか大変なのです。
書き始めと矛盾しておりますが、イタリア人大好きだけど、ときどき大嫌いです。