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2014イタリア研修9

イタリア研修

僕がイタリアに行くのは、「イタリア」と言うものの確認作業。

第2の故郷とよんでも良いぐらいの国イタリアだけど、日本で生活しているとどんどん日本になってしまいます。

全てにおいて丁寧に振る舞えば振る舞うほど上質なサービスであり料理であるのですが、それはリストランテでは良いのですが、TRATTORIA は何処まで崩すかと言う作業が加わります。

勿論イタリア人は計算して崩しているわけではありません。ごく自然にやってます。でも僕は日本人であり、ここは日本。 どうしても丁寧になり過ぎます。 あえてしない行き届き過ぎたサービス。あえてしない手を加え過ぎた料理。 でも人間らしい店の全て。

ライトの暗さ、お皿のカチャカチャする音、調理場から漏れる音。 そんな細かい所の確認作業がイタリアへの旅です。そして沢山沢山イタリアの空気を吸う事で、イタリアのTRATTORIAを細部に渡って表現する事が出来ます。 勿論答えはありません。全て感覚ですから。

今回もとても良い原点回帰が出来たと思います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

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今回のお土産たち。モンテサンタンジェロの大天使ミカエル。

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同じくモンテサンタンジェロのお店で買った、オリーブオイル入れと、魚用の銅鍋
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ナポリの屋台で買った、チェッカーフラッグの3色旗

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