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昨年の秋のノベッロオリーブオイルセミナーの時に初めて作って、初めて食べたPampanella 。
パンパネッラはモリーゼ州のサン マルティーノ イン ペンシリスという、小さな町が発祥の料理です。
豚肉にpeperoncino piccanteペペロンチーノ ピッカンテとpeperoncino dolceペペロンチーノ ドルチェの粉のブレンドをたっぷりとまぶして焼き、粉の香ばしい香りと、焼く際に使うcarta pagliaカルタ パーリアの芳ばしい香りがたまらないとは、これを現地で食べて、セミナーの時に、食べた事のない郷土料理を僕に白羽の矢を立てて、作らせた、オリーブオイルソムリエの真島さん。
先年秋のイベントの時は、僕も何度か試作して、真島さんも自宅でのセミナーの時に作られ、それを食べさせてもらったり、僕のを食べてもらい、評価してもらいながら、仕上げました。その後もメニューにのせながら、しばらくオンメニューしておりました。

今回現地の食材や、カルタパーリアを用意してくれた、モリーゼ州の誠実なオイル生産者Giorgio Tamaro、それを忠実に中継してくれた、オリーブオイルソムリエのOsawa Shihokoさん、次の中継のインポーターのHiroya Otsukiさん。そんな流れで、僕の手元にイタリアの食材が届きました。

だとしたら、それをきちんと作って、食文化として、伝えていくのは、パンパネッラを日本に持ってきた真島さんの役目だと思い、今回は、パンパネッラは彼女に作ってもらう事にして、お客様をお呼びして、パンパネッラを作ってもらいました。

途中で、イタリアのオリーブオイル生産者のタマロさんに、ネットで電話をかけ、向こうの家族、こっちにお客様と、テレビ電話しながら、とっても盛り上がりました。

イタリア、モリーゼ州と繋がった、夜でした。

僕の中での食の楽しさは、こういう食文化と人との交流です。その人を思い浮かべながら作れる料理、それをわかって食してくださる方。それはこの仕事をやっていてよかったと思える瞬間です。